ひと缶ぶん

友人からの一通のメールが、いくつかの光景を思い出させてくれた。
インドに行く前だから2年くらい前、ときどき夜、高速バスの乗り場へ向かった。「飲んで帰るか」「え、何処行くんですか?」なんて言われつつ缶ビール片手に高速バス乗り場辺りへ。佐世保行き、、出雲行き、、「あの人達、帰郷かな」「どうでしょうね」この人達は明日の朝にはどこかの町に降り立って、どこかの町で風景の一部になっている。当たり前で、でも当たり前とも言い切れない話をしながら。それぞれの時が交差するいつもの町の真ん中で。