2011-01-01から1年間の記事一覧

2011年大晦日

ともに生きること。 今年は手を伸ばし、行動した年になりました。 いつでも多くの方に助けられてきました。 3か月半の旅では、日本のことをきかれることが多く、今の日本を世界中の人がみていることを自覚し、命について未来について考えました。 帰国して…

2012年の展覧会ほか

<展覧会> 個展 2012年6月2日〜7日 ギャラリー島田deux(神戸)<出品> 東京ミッドタウン・デザインハブ特別展 「my home town わたしのマチオモイ帖」 2012.2.10(金)~26(日) 11:00~19:00(会期中無休) 会場:東京ミッドタウン・デザインハブ 東京都港区赤…

第ニ回「えのじかん」

今日も前回に続いて冬野菜を描きました。前回からモデルになっていた鬼の金棒のような瓜があって、今日は午後一番みんなでナイフやはさみでエッサエッサと力を貸し合いどうにか、ばっくりと割りました。飛び散った種と生臭い香り、その衝撃が絵になりました…

「はなしの旅」

来年から2ヶ月に一度、神戸でトークイベントをおこなうことになりました。 ひとつひとつ大切に綴っていこうと思います。第一回のゲストは写真家の赤阪友昭さんです。 赤阪さんはモンゴルやアラスカを訪ね、人々と暮らしをともにしながら写真を撮って来られ…

陶+展おわる。

描いて描いて描いて。「これ、だいじょうぶかな」「どんな色になるやろう」「こんなことになってしまったんですが」 劉さんの返事はだいたいいつも、 「いや、だいじょうぶですよ」 そう言われると、乗り続けてしまう。その結果130点の器が並びました。 …

響く器

龍が眠る場所

絵付けの合間に、龍が一体。 明日からの展覧会会場にてお待ちしています。

第一回「え の じかん」

12月10日、古民家で絵を描く時間「え の じかん」の第一回を開きました。 午前の部には大人女性二人、午後の部には小学生姉妹二人が参加してくれました。 今回は、穫れたての冬野菜を用意して、それぞれが気に入ったものを選んで描いてもらいました。 大…

シャンティニケトンの朝

昼の熱風は肌を焦がし、乾いた大地を行くフンコロガシに合わせて自転車を押した。 夜、闇の中での何かの気配。道の上で月や星の光が先へと導いてくれた。 また朝が訪れ、太陽に挨拶をする。 朝には花の雫を身につけた。 シャンティニケトンにて 2011年5…

メッセージ

友人のちーぼさんから送られてきたメール。 絵が来たとの知らせ。 知らせは時を選んでやってくる。心配しなくていい。って思う。

陶+

いろんなものが100点以上、できました。火と空気と土に添って、色づき形となる。紙に絵を描いてきたので、陶に絵を描く事は慣れない事ばかりです。 慣れない時、場所、事、と出会うと無我夢中に何かを感じ取る。察知して反応する。 旅のようです。全日在…

軽やかな時間

50代、60代、70代、80代。 今日は人生の先輩たちに囲まれインドの話をして絵を描いてきました。 次々と来る直球質問は熱い球ばかり。 特攻隊時代の話やいくつもの大病を重ねて来た話もして下さった。 みなさん、自分と他人の人生を比較しないんです…

「え の じかん」

古民家で絵を描く時間です。 _____え の じかん12月10日(土)/12月24日(土) 午前の部:10時〜12時/午後の部:1時〜3時 参加費:1000円 (汚れてもいい格好でいらしてください) 場所:丹野(たんの)邸 神戸市兵庫区上祇園町/J…

劉さんとの展覧会

いま、陶芸家の劉さんの器に絵を描いています。 ベンガルのお弁当シリーズ。奇妙な絵。楽しい絵。 陶器に絵付けはほとんどはじめてで、紙とは違って予想できないことばかりです。 楽しんで描き進める私のよこで、今だ劉さんは不安でもあり楽しみでもあるとさ…

白い道

ベンガル虎が見た空を想像してみる。 シャンティニケトン近郊

リピカさんの器

無数の蛍と満天の星空、月明かりに浮かぶ白い道。 リピカさんの工房は、そんなのどかなインドベンガルの農村の中にあります。そこでとれた土を使いできた陶器は、備前焼のように赤い物が多いです。ベンガルですから、ベンガラ色の土なんです。 今月の新月の…

山ごはん

親しい友人の手術の日、私たちは珈琲店で何気ない話をしながら彼女が出てくるのを待った。 それからどこに昼ご飯を食べに行こうと山の中の茶屋に向かうことにした。茶屋はバス道から2、30分入ったところにある。平日の昼過ぎ、閉店間際でほとんど人もいな…

新月の集い

昨日の月はとても強くて驚きました。 さて、11月25日新月の夜に、神戸元町のカフェクリュで、旅の話の会を開きます。 中学生の時、はじめて一人で十勝に向かった時のこと。「この大きな荷物、どうしたら盗られないかな??」一人で移動するための知恵を…

『絵のない絵本』の「絵」展

アンデルセンの「絵のない絵本」は空想好きだった私の書棚にある本でした。 これは月が見た地上でのことを画家に語る、33夜の寓話です。 私は33夜の話を33枚の絵にしました。 物語との戯れは、時に心地よく、時に心に響かず様々でした。その様子が絵に…

一日のしまい

久しぶりの温泉。 家からすぐのところに天然源泉掛け流し、毎日換水のなんでもない顔をした歴史ある温泉があるので、時々行くことにしています。ここは幼い頃から家族で通った温泉で、いつも2時間ほど入ります。 今日髪を洗いながらふと思ったのですが「脳…

展覧会「絵から離れた冒険の先」の報告

9月2日に帰国してから、9月はインドでスペインで「何をしてきたか、何を思ったか、いま何を思っているか」の報告のトークイベントと、帰国後に描いた絵の発表を行いました。 シャンティニケトンでのある日、友人に誘われ畦道や小川を歩きました。どろどろ…

ギャラリーコロール

ギャラリーコロールの2周年展覧会が終わりました。 ご来場いただき有り難うございました。今年は本当にコロールさんで過ごす事が多かったです。旅のはじまりのために、旅の報告のために、いつでもコロールさんがありました。コロールさんは店主まどかちゃん…

インドのこどもたち_3 

この写真はインドでのもの。東野さんと住んでいた家で、タクシードライバーのアカイさんの一日展覧会をした日。お客さんがなかなか来ないので、とうとう子ども達は東野さんんで遊び出しました。 そんなこんなしていると、いつの間にか人でいっぱい。百人以上…

静かな時間

インドのこどもたち_2

靴を履かず、 服は破れ、靴を履いていないで歩く足は、指と指の間が開き、1本1本の指先が吸盤のように大地をつかむような形をしている。足は股関節から無駄なく伸びている。 背中のファスナーが開いたままの服は、風を通しているし、腰に巻き付けた布は破…

インドのこどもたち_1

シャンティニケトンは、インドの東北の方、西ベンガル州にあります。 日本からだと、飛行機でコルカタ(カルカッタ)の空港に着き、そこから列車で3時間ほど行った農村部です。日本とコルカタを結ぶ直行便はないので、首都デリーか、タイかシンガポールあた…

潮の香り

久しぶりに神戸港中突堤に立った。 私の生まれ育ったところは中突堤の近くで、朝夕と船の汽笛をききながら過ごしました。何かあると出航する船を見ていた気がします。それにしても神戸港は山が近い。船で入って来たら印象的な町だと思います。 今週末は神戸…

金木犀

今日は一日雨だった。 金木犀の小さな花が道を染めていて、雨の日がまた好きになった。

2

ギャラリーコロールでの展覧会が終わりました。 お越しいただきありがとうございました。 引き続き、コロールさんの2周年記念展に参加させていただいています。参加作家は5人で、展覧会のテーマは2。私の作品のタイトルは LETTER 。全紙サイズや手のひらサ…

Si o No

イエスかノーか。 (シャンティニケトン)