2009-01-01から1年間の記事一覧

二〇〇九年締める。

今日は朝から、母と湊川の市場まで最後の買い物。風がとっても冷たかったけど川沿いを歩いて行きました。買い物終了後は「とみちゃん」で豚のお好みを食べる。満足!バスに乗って東へ移動。一人でお墓参りに。山の中にあるお墓への道を振り返ると今日は対岸…

満ちる

待つこと。 皆既日食、あれは大きなこと。

ぽっかりお月さん

ぽっかり半月が空に浮かんでいる。元旦は満月らしいです。 今晩はMILES DAVISのkind of blueを聴きながらインドの甘い甘いお菓子ラッドゥをつまんでいます。ラッドゥはガネーシャ神の供物で、黄色くて丸くて、これもお月さんみたいです。

使命

母校、京都嵯峨芸術大学に彫刻家、外尾悦郎氏の講義を聴きに伺いました。外尾氏はバルセロナにあるアント二・ガウディ設計のサグラダファミリア教会の彫刻主任でいらっしゃるので、知っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 私をインドに導いてくだ…

チェロとピアノ

クリニックに定期検診に行くと問題ナシと言われた。からだありがとうと思ったら、美しい音楽を聴きたくなった。久しぶりに買ったCDは、パブロ・カザルスの「鳥の歌」が入ったものと、グレン・グールドのブラームス間奏曲集。鳥の歌は心が震えたし、グールド…

一つ一つ

図書館で須賀敦子さんの「地図のない道」をかりる。 ベンガルでの出会いを文章にしているところで、地図のない道を行くかのような心持ち。一つ一つ。

クラィコードの植物文様

今日は作曲家の藤枝守さんのトーク&クラヴィコード奏者の砂原悟さんのコンサート「クラヴィコードの植物文様・2009・神戸」の受付をさせていただきました。本当にいい演奏会だった。クラヴィコードとは17〜18世紀ヨーロッパ全土で愛された楽器です。神…

二つの思い出

無数にある記憶の引き出し。痴呆症になるということは、この引き出しの操作ができなくなるということなの?引き出しの中の色々な事が、いつの間にか無くなってしまうものなの?私は時々こういう風景を思い浮かべる。私の中の記憶の引き出しの前には、番人が…

剣玉

剣玉が好きでするのですが。あのカチンと剣に刺さった時の音。剣が刺さりに行くのではなく、剣が待っていること。気を集中させて呼吸を整えて、それでカチンと音が生まれる。最高です。最近、目をつぶって剣玉をする話を本で読みました。たしか文化人類学者…

蛸日和

今日は何処かに出かけよう!と母を誘う。 頼んでいる募金箱製作の仕上げ確認が先に延びたので今日は出かける日にしました。書きかけの原稿も今日は遠いところに置いておこう。でも一つだけすることがあった。募金箱人の小道具の楽器を買いに行かなくては!と…

悩む力

姜尚中さん著の「悩む力」。あっという間に読んでしまったほど面白くて、わくわくする本でした。

鮭を捌く

ところで、魚をさばくことを捌くと書くのですね。テヘンに別。どちらかと言うと「分」という字を使いそうなのに、「別」なんだ。 今日は帯広に住む叔父から毎年恒例の鮭一尾が届きました。十勝の情報が載った新聞の包みを開けると、銀色に光る鮭がずっしりと…

次の展覧会

今日は次の展覧会の予定を書きます。 *2010/02/11~23 神戸・元町 old books & gallery SHIRASAにて ここは神戸の元町通1番街にできたお店。詳しく言うと元々は老舗のハンドバック店で、店主の白佐愛子さんとお母様が、長い歴史に終止符を打ち新たに歩き出…

募金箱つくり

募金箱のデザインと製作を受けて、今月末納品に合わせて製作中。募金箱を考えるのははじめて、今回は全て白紙の状態から自由に作らさせてもらえるので楽しい。でも立体製作は苦手なので額職人フライングフレームのMくんに力になってもらっている。パートナー…

映画「母なる証明」を観る。友人がちらしを送ってくれた。切なかった。 友人夫婦に女の子が生まれた。美しい満月の日に。生まれて来た。 友人のお腹の中に赤ちゃんが宿った。お腹に何度も話しかけた。 私は夕方の6時に生まれた。と母がおしえてくれた。

ベンガルへ

眼を閉じるとあの光景がここにあると知る。それにしても、どうしてあんなに大きいの?コルカタから帰る時はだいたい夕方発の列車に乗った。ベンガルの田園風景を眺めながらのおおよそ3時間。そのうちに夕日が地の果てにおちていく。池も水田も紅色になる。…

歩く

ただ歩く。 今日は山の中を歩いた。神戸に引っ越して来た友人と一緒に。諏訪山から大龍寺、再度公園、二本松を通り市章山、錨山、ビーナスブリッジから諏訪山へ。「どうして木には葉っぱが必要なの?」ときくと農学部出身の友達が私にわかりやすく教えてくれ…

議事堂

久しぶりに図書館へ行った。幾冊かの目的があった。 須賀敦子さんとガウディの本は、ほどなく見つかった。ガウディに関する本は多くあるが、今回はガウディの覚え書きが綴られた「ガウディの言葉」という本を借りた。私をどきっとさせたのは、その横に置かれ…

時間がきえる

体が音で満たされる。

太陽と月

今日はものすごく強い光景に出会った日だった。。 いつも額装をお願いしている頼りになる友人M氏と、パートナーでアコーデオンを弾くSちゃんとともに、摩耶山上に。彼らの家の最も近い駅は、ケーブル摩耶山下。家で過ごした後、上へ向かいました。久しぶりの…

風神さん

外はびゅーびゅーっと言っている。風神さんかな。怖いくらいの迫力。こんな日はあったかいもの食べて寝よう。今日はどんな夢をみるかな。。 (ガンジス河)

温泉

家の近くに源泉掛け流しの温泉がある。成分は有馬温泉と同じと聞く。六甲山系の岩盤底からの恵み。ここでは源泉に浸ることもできる。深く呼吸をすると、悪いもの(?)がみんな体から出ていってくれるみたい。今日もしゅわしゅわしてきました。 外にでて、空…

静かな湖畔

音が跳ね返るような湖面。

流れ星

今晩は空が澄んでいる。 こんな日はいつまでも空を見ていられる。月に手が届きそうだ。いつものように旧街道の路地を歩き家に帰る。少し曲がった道を風が吹き抜けて、大きな葉をさわさわと揺らしている。そのとき、流れ星がはしった。うれしかった。

おおきな空

神戸の空は広いなと思う事がある。 広いところは好きだな。 ぽつんとポストが立っている。入り口らしい。 (オーストラリア キャンベラにて 2008年5月)

ひとつひとつ

つかれたら ひとやすみ。 それでいいやん。 インドにいるとき、インド人の友達は無理をしないなあと、度々思った。疲れたら?疲れる前に?いつもお茶を飲んで、おしゃべりしている。都会はまた違うのかもしれないけど。考え込んでいたり、焦っていたりすると…

ディワリの灯火

インド通信の10月号に「シャンティ二ケトンにて_スラボン月」というタイトルでシャンティ二ケトンでの生活のことなどを書いた文章が載っています。インド通信はインド文化交流センターが出している月刊の情報冊子で、入会していただくと関係の公演や映画…

カナリア

今夜は月がきれいだな。。ガラス格子の向こうにぽっかり浮かんだ白い球。六畳の部屋で寝っ転がった指がそれに触れた。懐かしいカナリアの歌。 (私の住処 シャンティ二ケトンにて)

緑の石

エローラから車で1時間ほど、途中ジャングルの中を車で先へ行くとピッタルコラ石窟のある谷へと降りる道の入り口にたどり着く。私の好きな場所だ。そこは小さな川の流れる人の気配の無いところ。天然顔料で描かれた絵は、柱のみならず壁にも続いている。河…

東京へ神戸へ

東へと向かう新幹線の中、漱石の草枕を読み終える。今頃は稲刈りの様子などを車窓から眺めることができるかと思ったが、うとうとと寝ていたのもあって、時折眼を開けると見える田んぼはすでに刈り取られた後の束だけが天を仰いでいた。久しぶりにみる揖斐川…