2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

劉さんとの展覧会

いま、陶芸家の劉さんの器に絵を描いています。 ベンガルのお弁当シリーズ。奇妙な絵。楽しい絵。 陶器に絵付けはほとんどはじめてで、紙とは違って予想できないことばかりです。 楽しんで描き進める私のよこで、今だ劉さんは不安でもあり楽しみでもあるとさ…

白い道

ベンガル虎が見た空を想像してみる。 シャンティニケトン近郊

リピカさんの器

無数の蛍と満天の星空、月明かりに浮かぶ白い道。 リピカさんの工房は、そんなのどかなインドベンガルの農村の中にあります。そこでとれた土を使いできた陶器は、備前焼のように赤い物が多いです。ベンガルですから、ベンガラ色の土なんです。 今月の新月の…

山ごはん

親しい友人の手術の日、私たちは珈琲店で何気ない話をしながら彼女が出てくるのを待った。 それからどこに昼ご飯を食べに行こうと山の中の茶屋に向かうことにした。茶屋はバス道から2、30分入ったところにある。平日の昼過ぎ、閉店間際でほとんど人もいな…

新月の集い

昨日の月はとても強くて驚きました。 さて、11月25日新月の夜に、神戸元町のカフェクリュで、旅の話の会を開きます。 中学生の時、はじめて一人で十勝に向かった時のこと。「この大きな荷物、どうしたら盗られないかな??」一人で移動するための知恵を…

『絵のない絵本』の「絵」展

アンデルセンの「絵のない絵本」は空想好きだった私の書棚にある本でした。 これは月が見た地上でのことを画家に語る、33夜の寓話です。 私は33夜の話を33枚の絵にしました。 物語との戯れは、時に心地よく、時に心に響かず様々でした。その様子が絵に…