2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

シャンティ二ケトン

ベンガルの赤い土に再び出会ってから2週間がたちます。相変わらずインドは容赦なく人も気候も環境もすきあらば攻め入り込んできます。まるで昨日の続きのようにはじまった二年ぶりのベンガルでしたが、体は思っていたよりずっとジャパンになっていたようで…

宝珠の彼女

展覧会のタイトルが決まったという知らせは、3週間の時がすぎ次へと駆け出した彼女から届いた。堀江まどかという人は、大きな瞳でタイムトンネルを行き来する不思議な国の住人であり、白い紙飛行機に乗り出雲から飛んで来たその風を知る人で、時をならす、…

作品の取り扱いについて

ギャラリーコロールさんでは常時、切手をあしらった絵画作品「私書箱1284」を見ていただけます。その他の作品に関する資料も用意しています。全作品の取り扱いをしてもらっていますので、気になったものがあればお声がけ頂ければ見ていただけます。 ギャ…

漂流者

多くの方の暖かい心に包まれ、旅の始まりを迎えようとしています。 作品を多くの方に買っていただき、資金ができました。お金だけではない、多くの尊い心に出会い続けた3週間です。本当に本当にありがとう。 コロールで展覧会をすると決まるまで、今回の旅…

傷だらけの天使

「BUILDING」というタイトルの写真展を見る。無機質なギラギラと光る商業ビル、あるいはマンションの側面を捉えた写真が並ぶ。 人はどこまで高い建物をつくり続けるの?虫も住まない天に突き刺さるような場所からは、地上の匂いを嗅ぐことは遠い。人はどこに…

薔薇の空

RAI CAFEのカウンターからは山が見える。薔薇のような空が広がっていた。神様からのプレゼント。 「私書箱1284」より