2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

テン

バスを降りる。 雨が降るもうすぐ。そんな匂いが追いかけて来るようで、民家の壁ではこぶしほどの蜘蛛が慌ただしく姿を消して行った。と、雨。ポツリ、と額に落ちた。空を見上げる。この雨、どこから落ちて来たんだろう。あのテンからならと、公園の前でかん…

みみずの口笛

みみずが鳴くって教えてもらいました。どこで鳴くのかな。。口笛みたいに鳴くのかな。インドから帰って来て1年と3ヶ月半、携帯電話を持たない生活が続いています。駅なんかで私と待ち合わせをすると、みんな遅れないように来てくれます。そんな中でもまれ…

みにいってね

切ないほど甘くて酸っぱくて、苦くて、辛くて、あったかい。東野さんはオバケ。 彼が企画した展覧会。私もまだ行けていないですが、きっとかっこいいものです。ぜひみに行って下さい。小学生の私が描いた絵も展示させてもらっています。 こどもの絵展覧会「…

あつ!

暑いですね。 暑いのは嫌いじゃないけど、今年の夏は大変です。太陽の力が強い。夏前頃から太陽の光を受けた月の光もまぶしいほど強い。水浴びで体をしゃきんとさせて明日も元気で行きましょう〜。

「ガウディと未来」より

「ガウディと未来」外尾悦郎氏(サグラダファミリア贖罪聖堂(バルセロナ)彫刻家)2010年7月13日/京都嵯峨芸術大学にて・人は数で考えてきた。しかし数では解き明かせないものは必ずある。時計を調整する様に、時間がそうであるように、どこかで微…

non title

心がぽつねんとするとき、胸を撫でて温めてみるけど、大切な人が幸せでありますようにって願うと温かくなる。今晩もあなたが愛に包まれていますように。ぴーす!

竜宮

何にもしないでいようって砂に埋まってきました。ふかふかの砂の中で4時間。顔以外砂の中に入ると体が全部心臓になったみたいにドックンドックンってなる。波の音をききながら、うとうとしながら、島を眺めながら、ただじっとしていると心も体も開放感で満…

蝉のこと

蝉は蛹(さなぎ)の時期がないので、不完全変態の昆虫とされる。完全変態の場合、蛹の時期に幼虫時の体組織が溶けて成虫の組織に組み替えられるそうだから、神経組織も溶けているのでは?ということだ。ということは、蝉の不完全変態ということで土の中にい…

7日間の音楽家

シーシーシーシーシーシーシー クマゼミの輪唱は大所帯 ジー ジー ジー アブラゼミのコントラバスも登場 シシシシシシ.... ...... ヒグラシは涼やかに あら、少し遠くのクマゼミが加わって近くのシーシーと遠くのシーシーで重音になってきた。 どこかからツ…

仕事

私書箱1284は、使い終わった切手から得たものを絵にしたシリーズです。切手を手に乗せると浮かんでくる色や形を紙に描いていきました。この作業を3年位つづけています。私は最近「何を描いたらいいのやろ。私は何を描きたいのだろう。」と思います。で…

私書箱1284展示

なんで?こんなに好きなんやろ。好きに理由なんて見つかりっこ無いわ。私の心をレインボー色にしてくれる切手。ちっちゃな頃から好きでした。明日から8月末まで「私書箱1284」シリーズの展示を神戸元町のシラサさんの一階、本棚の奥でさせていただいていま…

すみか

家に帰って一番にしたことは、窓の外のあの美しい家を眺めること。ところが前の日まであったあの蜘蛛の家はなく、三方に広がる土台の糸だけが線を描いていた。蜘蛛の魂の家はあのぷっくら膨らんだ体の中だけなのかもしれない。蜘蛛の魂の家はどこかに旅立っ…

蜘蛛の家

風が吹いた。 暮れなずむ町で空を見上げた。 窓の外に少し大きめの蜘蛛が巣をつくり始めた。サーカスの綱渡りのように目の前を右へ左へ、そのうち下へ斜め上へ。三方に張り巡らせた糸を中心に放射状に行ったり来たり。糸を張ってから少し引っ張って良い加減…