はじめてのインドの夏。

昼間は45度を超える暑さ。自転車で走っていると熱風で肌が痛い。女性はショールですっぽり顔を覆っている。インドの人の習慣をまねしているとどうにか過ごせるもので、彼らから夏のすごし方を教わるようにしている。水分は切らさぬこと。まず水に塩と砂糖を入れ、日本で言うポカリスエットのようなものを作る。そこにたまにレモン汁を足す。街角で売られているさとうきびジュースや椰子ジュースもいい。すいかもいい。ヨーグルトは消化を助けてくれるので、ラッシーを飲んだり、ヨーグルトをご飯に混ぜて食べる。夜は本当に寝苦しい。何せベンガルは湿気がありに日本の梅雨の暑さに似ている。夜中おきて水をかぶったりするが、それでも暑い。少しからだが慣れてきてどうにか寝れるようになった今は、肌にあせものようなものができてきた。滝のように流れる汗。枕元に水は欠かせない。 石でできた床は床暖房のようだ。床をぬらしてみる。インド人でも今くらいの暑さは体にこたえるようだ。昼間は窓を閉めきり熱風を防ぐ。ファンをまわすと風があっていいが、停電になったときは暑い。ただ忍耐。
蚊や蛍はすっかり少なくなったが、蟻やごきぶりは元気。