桜の魔法

帰り道、空を見上げると月がほんのり桜色にみえた。今朝、桜の葉の手紙をいただいたことをあらためて思いおこした。
そしたら、
魔法にかかったみたいに桜の香りがした。手元には、季節はずれの桜に雨がにあう、と書かれた一葉。しばらくしてまた月を見上げると、ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲が聴こえてきた。
魔法というのはすっとかけるものでかかるもの?