舞い狂い

インドにいた頃は、週に4回〜6回踊りの稽古に行っていました。
ロビンドラシャンギット=タゴール音楽に合わせた踊りです。
稽古は鏡のない部屋で個人レッスンでした。
鏡に姿を映すわけではないから、振り付けは目で確認はしません。全てからだに叩き込んでいく。
帰ってからは今度はガラス窓に自分の姿を映し、先生の踊っている姿を思い起こし、修正していきます。
そうしてまたからだにすりこんでいきます。
外は49度になる日もある。
もちろんエアコンなどはない。ファンの下で踊ります。

何も考えずただ舞うこと。
後も先もないところ。

岩手県普代村の鵜鳥神楽