はなしの旅 最終回のご案内

はなしの旅 最終回のご案内

第六回はなしの旅では「岩手のくらしと芸能」について盛岡からゲストをお招きし話を伺います。
ゲストの飯坂真紀さんは、沿岸部の芸能の状況を、直接現地に赴き、地元の方とかかわり合いながら資料を残す作業をしている貴重な存在の方です。
昨年の大地震時、二ヶ月後には、沿岸部の一部では復活の舞を舞ったとききました。体ひとつ残った人たちの間に芸能は必要とされたのですね。
その事を知った時から、17年前の神戸の地震時を振り返り、自分へ問いかけがはじまりました。
神戸はどうだっただろう。それに変わるものはあったか、なかったか。
あのとき、私の心はどこにあったのだろう。
大事なものは何だろう、と。

岩手の話を丁寧にきいていければと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。

_____

高濱浩子による『はなしの旅』
第六回(最終回)「岩手のくらしと芸能」
2012年11月24日(土)17時半〜(開場16時半) /CLUB Q2(神戸港)にて
http://www.cap-kobe.com/club_q2/2012/10/24170912.html

ゲスト_飯坂真紀(いいさか・まき)『とりら』ふるさと岩手の芸能とくらし編集長・画家

特別ゲスト_赤阪友昭(あかさか・ともあき)写真家

参加費:当日1500円
    予約1500円(1ドリンク付)2500円(1ドリンク&食事付)予約受付中
◎付録カレンダー(高濱浩子画)


一変したふるさとの地を踏みならし、祈り舞う。
自然の猛威を知る人たちが、
必要としてきた祈りのかたち芸能とは何だろう。

私たちは形のないものとの交わりを繰り返しながら、
命をつないで来たのでしょうか。

岩手は民俗芸能の宝庫だと飯坂さんから伺いました。
調査では1126の団体が存在するそうです。
飯坂さんは机上の学者ではありません。
ふるさとで自分たちの宝を大切にしている人達の
姿を伝えるメッセンジャーだと思います。

最終回となります第六回は、
岩手に残る「人のすがた」をお届けしたいと思います。

高濱浩子
____


飯坂真紀(いいさか・まき)
北海道生まれ岩手県盛岡市在住。岩手大学在学中に初めて早池峰神楽を見てショックを受ける。90年代から積極的に芸能見て歩きを始める。2002年盛岡の神楽に加入。2007年友人達と「ふるさと岩手の芸能とくらし研究会」を立ち上げ研究誌「とりら」発行、現在6 号に至る。2011年の大震災後は沿岸の芸能支援に力を注いでいる。
「ブログとりら」http://torira.exblog.jp/

赤阪友昭(あかさか・ともあき)
写真家 1963年大阪市生まれ。現在、日本に残された古層信仰について撮影取材中。photo gallery Sai を主宰。近著に写真集『The Myth』がある。
http://www.akasakatomoaki.net/
http://photo-sai.com/

◉「はなしの旅」リーフレット集限定販売
第1〜5回リーフレット+第6回付録カレンダー(はなしの旅オリジナルエコバック付)2000円
を販売することになりました。数に限りがありますのでご予約くださいませ。

◉テンポエスカルゴがつくる「岩手のくらしと芸能」をテーマにしたお菓子もご用意いたしております。