19年目の朝

今朝の5時46分、
夜明け前の西の空には月が輝いていました。

東京から神戸に帰ってきてから、
1月17日5時46分は東遊園地で過ごしたくなりました。

「くらやみの世界が 平和の世界と変わる」と書かれた言葉に目が止まりました。

急遽6時から開館になったKIITOの加川広重さんの東北の巨大絵画展へ向う途中、
企画者ギャラリー島田のみなさんが絵画展のチラシを配っていらっしゃって、
お手伝いをさせてもらいました。

そのおかげで、幾人もの方の東北への思いに触れることができました。
宮城県から来たとおっしゃった方、福島から青森まで自転車で移動しメッセージの橋渡しをしている女性、「自分の眼で見たい」と昨年東北に向った若い女性達。

そして会場へ向いました。

絵画の前では、ピアノ演奏がはじまっていました。

沈黙する絵の前で、思ったことは、
私たちは何かを感じることができる。深く感じ思い描くこともできるはず。
慈しんだり、愛することも、私たちは知っているはず。
あきらめない。