フィリピンカダクランへ（１） - シャンティニケトンにて＿高濱浩子

先週、フィリピンの山奥カダクランから帰ってきました。

今回は、フィリピンのバギオにある環境NPO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク（ＣＧＮ）」の反町まりこさんのおかげで、山奥に住む小学生と先生を対象にした環境教育のプログラムでアートワークショップを担当させていただきました。

多くの方に助けていただき、一生懸命過ごす事ができました。
心細くなった時は、日本から応援いただいている方々の言葉を思い出していました。

今回の旅で思った事は、違う国だとか同じ国だとかより、地球上で一緒に生きて行く為のことを考えたいという事でした。

カダクランは大自然に包まれた本当に美しいところです。
そこには、たくましい手と足を持った子ども達が、元気に走り回っています。

山を越えた隣の村は、日本軍が攻めた場所です。
悲しい歴史を抱えながら、笑顔で元気に生きているのです。

人の美しさというのは、足りない事を知る事からはじまるように思います。

今、少し自分のことを客観的にみています。
ズッコケばかりだけど、間違いだけだけど、毎日一生懸命ひとつひとつです。

（続く）

こけっこっこー