フィリピン カダクランへ(2)

カダクランへは、マニラ近郊パサイ市にある国際空港からバスで6時間、バギオ市まで移動し、そこから更にジープで10時間、山の向こうの向こうへ進んで行ったところにあります。
道は崖崩れだらけ、滝の様に落ちてくる水を横切り進んで行きます。ドライバーのテクニックには驚きます。崖崩れの事を考えて、少し先を見ながら進んで行くそうです。

その途中に、バーリッグのいう、棚田と山が印象的な村があります。
ここは登山口になっている場所で、何時間か歩くと美しいいくつかの滝に辿り着くそうです。

そのバーリッグの3つの小学校で、少し前に紙漉と土絵の具を使ったワークショップが行われました。
その時の子ども達の絵の展示が、今、京都市美術館内の通路スペースで行われています。
実は、そこに展示される予定だった絵の一部を私は持って帰ってきました。
本当は今週、京都で展示される予定だった絵ですが、日本に持って行くということで一生懸命描いていたら提出が間に合わなかったという子どもの絵です。

そして私が展示場所を探す事になりました。
周りの方に話してみたら、嬉しいことに3つのお店で展示してくださることになりました!

12月は、
神戸西元町の野菜食堂堀江座で1校分
神戸花隈のカフェハルで2校分
新年1月8〜11日は、
神戸平野のあさの水車アンタイルで全校分
展示してくださることになりました。
アンタイルでは1月10日夕方からお話会もさせてもらいます。

この絵を見て下さった方が、彼らのことを少しでも身近に感じてもらえたらとてもうれしいです。

私が出会った子ども達の描いたものは、1月か2月、カダクラン小学校で発表会をするそう。
私は絵を送り参加することになっています。
私が一緒に過ごした子ども達の絵も、もしかしたら日本に来るかもしれません。そうなったら私が描いた絵と一緒に並べてみようと思います。