2009-01-01から1年間の記事一覧

本と本のあいだ

漱石の草枕、一緒に東へ。来春「私書箱1284」の展示を予定している書店へ下見。行ってみたいところがある。会ってみたい人がいる。 (インド アジャンタ石窟にて)

クリスタル

秋のはじまり。JRで西へ向い、思い立って須磨駅で降りる。改札口を出て右を見たとたん水平線が広がる。海の家は解体中、季節は少しずつ移っている。私は9月の須磨が好き。その海の色はまるでクリスタル。白いまるい石をひとつ拾った。 (インド オリッサ州…

満月の夜に

展覧会が終わった。インドから帰って来て4ヶ月たって、やっと一区切りが着いた。次に向かってまた歩き始めよう。ご来廊いただきましてありがとうございました。 go!(オーストラリア キャンベラにて)

展覧会のお知らせ_「渦」神戸

高濱浩子個展「渦」 __ 「そこは、どんなところですか」「何も無いところですよ」 「何も無い」その言葉がきっかけで私はシャンティ二ケトンへ向かいました。自分とか時間とか放り出したところで絵を描く日々の中で「何も無い」ということは「すべて」をさしているの…

ぎっくり腰、その後ダンス

毎朝、禅寺の鐘をつく音で目覚める。午前5時。15分間、座る。それから歩いて3分ほどのアトリエに向かう。アトリエに着いたら掃除をする。これが日課になりつつある。それに今日からラジオ体操が加わった。ぎっくり腰の予防になるらしい。 ある朝、起き上…

風の声

風が渡る。原っぱに模様をできる。風鈴。

ジョバ

ベンガルでは、ハイビスカスの事をジョバと呼ぶ。

ていねいな作業

今日の2本。宇宙怪獣「ガメラ」と青森「ねぶた祭」。ぎっくり腰のおかげでテレビBS放送の前でゴロリン。ガメラが火を噴いて空を飛んでいた。。特撮はかっこいい。。知人のFさんは若かりし頃、特撮のアルバイトをなさっていたそうで、その頃のエピソードはと…

横たわる

はじめてのぎっくり腰。横、時々、本。

コナラークの海。

一期一会

いつも思っていること。いま、いま。 これはハイデラバードの史跡にて。

八月の雨

ヤシの木が、頭の上の方で葉をこすらせ、まるで焚火のようにパチパチと音を立て始めると、あと1時間もすれば空は厚い雲に覆われる。皆、慌ただしく家に自転車を走らせる。間もなくすると、雨が地面に容赦なく落ちはじめる。目の前は白くかすみ、全ての音は…

インド通信

東京の展覧会が終わりました。 暑い中、ギャラリーまでお越しいただき有り難うございました。今回は初日のアーティストトークが予想以上に賑わいました。参加してくださった方からの次から次に飛んでくる意見と質問。気がつくと1時間半。幼稚園児の参加もあ…

渦のポスター

神戸で月末にはじまる作品展「渦」のポスターが出来上がって来た。デザイナーのI氏による青焼きのポスター。I氏とはいままで何度も仕事を繰り返して来ている。その度に次へとつながるヒントがみつかる。私たちには次があるかどうかはわからないけど、課題が…

木彫

ギャラリー島田のグループ展に木彫の絵をおさめた。題名は「向日葵」。木彫を出展するのははじめて。新しいアトリエで、時折おひさまと雲の様子を眺めながら、部屋の中をかける風に吹かれながらの作業。彫っている間、清々しかった。何のために彫るとかでな…

展覧会_神戸にてグル−プ展に参加

ミニアチュール神戸展vol.9 「こころにはなを、」 8月8日(土)〜19日(水)11〜19時(火曜は18時まで、最終日は15時まで) ギャラリー島田 078−262−8058 http://www.gallery-shimada.comギャラリー島田は私の大切な場所です。花の絵…

展覧会のおしらせ_東京/神戸

「渦」 「そこはどんなところですか」「何も無いところですよ」 「何も無い」その言葉がきっかけで、私はシャンティ二ケトンへ向かいました。 自分とか時間とか放り出したところで絵を描く日々の中で「何も無い」ということは「すべて」をさしているのではな…

きらきら

うれしい時は踊りたくなるもんだ。5月9日学校にて。

サンタヌさん

サンタヌさんはポトゥア(絵師)です。だからサンタヌさんの名前は、サンタヌ・ポトゥアと言います。お父さんもお母さんも奥さんも弟さんもその家族も息子も、みんな絵師で、何何ポトゥアという名前です。サンタヌさんは毎朝、家から何十分か離れた村に歩い…

くちびる

くちびるは、お菓子箱に入って口になった。

笑う

ラムキンカール(インド現代彫刻の父といわれるアーティスト)は私の通っていた学校に縁があり、校内の至る所で彼の作品を見る事ができる。どの作品も私はとても好きだった。なかでも、このブッタをスケッチしているときはとても幸せだった。 もう一つ、音楽…

道の上で死を想う

酷暑が近づく頃、散った黄色の花が、鮮やかな道をつくった。死を想う。時間は肉体に死を与える。 その道の上を歩いたのは事実。

アジャンタの滝

重力の造形美。

ちょうどいいところ

オリッサ州チルカー湖は海と混じり合う。黒い姿(そのようにみえた)のイルカにあう。

光と影

意味と理屈

意味などない?いや理屈なんてない?じーっとみている。じーっとみられている。インドで生活し始めたころ、それに慣れなかった。なんでじーっとみてるんだろう?なんでじーっと座っているんだろう?って思っていた。例えば、これは村に行った時の写真、少し…

陽光

自転。

最初の「え」

みえないもの

写真

サラスバティ神の小屋の前で。