ガトウショコラとわたしのかふか

展覧会のご案内みなさんお元気ですか 私は新しい場所に引越し、ジャングルのようになっていた庭で手を動かしています 裏は山、遠くに海が見え、風が良く通る、良い所を与えてもらいました 時々やってくる花の匂いや線香の匂いが、インドを思い出させてくれて…

桜の頃に

今朝は風が強くて路地はできたばかりの桜色でした 夕方学校の仕事が終わり雨上がりのいつもの道で緑の深さに救われました 足元の白つめぐさの息づかいも、鳥の囀りも、辺りは汚れを地に還し、ただ光を浴びてただ風に身を任せています 強い風に堪えたチューリ…

港に立つ

ひさしぶりに港のあたりを歩いた 神戸開港150年、公園は整備され、新しい建物がならぶ 港は、電気ピカピカでなく旅人の傷さえ迎え入れるような灯であってほしいと願う

クロマニンゲン展、花巻測量隊行く

2017年1月6日 インド絵巻物師、絵描きの東野健一さんが旅立った午後9時35分、 五人で見送った昨年12月25日、 百年記念病院にて、病床の東野さんからもらったバトンがある 花巻測量隊の三隊員の一人としての活動。 精神科医竹島正さんと、絵本作家織田信生さ…

祇園神社 平成二十九年丁酉歳 大絵馬奉納

夜明けを告げる雄鶏節分が過ぎて、大絵馬が拝殿から本殿に移りました 昨年に続き大絵馬を奉納させていただけるのは、しあわせなことです 祇園神社さん、牛頭天王(スサノオノミコト)にご縁をいただき、絵を描かせていただいたり、縁日のことをさせていただい…

星の丘のレモン、終わる

「星の丘のレモン」 ソーイングテーブルコーヒーにて 終了しました ありがとうございました約10年ぶりのソーイングテーブルコーヒーでの展示でした やっとここに帰ってきたような思い、 今はソーイングテーブルコーヒーロスのように、まだぼおっとしています再…

星の丘のレモン、かよちゃんの吊り手紙

星ヶ丘でのことを残してみたいと思い 文にしました 忘れないうちに、かよちゃんのこと 忘れないけど*かよちゃんの吊り手紙朝、丘に辿り着くと母屋への道しるべの布に高濱さんへと書かれたものが安全ピンで留められ風まかせにヒラヒラしていたこれは置き手紙…

星の丘のレモン、そして第四教室

星の丘での数日間、思いがけないことがたくさんありました 私の心のパレットに色が増えました_______納屋のソーイングテーブルコーヒー「星の丘のレモン」にくっついて、母屋の第四教室でも展示しています昨秋神戸で開いた展覧会に、蝶ネクタイをした園長先生…

星の丘のレモン

報告になりますが、一月は大阪、枚方にある星ヶ丘洋裁学校の中のソーイングテーブルコーヒー分室So Lei で「星の丘のレモン」という展覧会を開きました_______星の丘のレモンはじめてこの場所に来たのは2004年頃だったと思います東京、横浜と暮らし、ふるさと…

ブルブル

ずいぶんご無沙汰していますどこかへ行ってた、わけでもないですが、 帰ってきましたいま、伸びたり縮んだりする時間の波動に、 からだの奥の方がブルブルと共鳴しているみたいです

あすてあすて

あすてあすて ベンガル語で ゆーっくりゆーっくり という言葉ですあすてあすて私には心を撫でる音にきこえますあすてあすてわたしのこころ よし よし よーしよしあすてあすてそれは時間の長さではなくて たった一瞬の永遠ですあすてあすて あすてあすて

おぢゃっこの時間 神戸から岩手へ

少し報告が遅くなりましたが、 東北と神戸を結ぶお茶の時間「おぢゃっこの時間 神戸」より「3.11絵本プロジェクトいわて」様へ寄付金をお渡ししました「おぢゃっこの時間」は、東北の大地震の翌年、私が岩手で滞在制作をさせて頂いた後、 神戸から東北にお茶の時間…

ma solitude 展示終わる

ギャラリー島田さんでの展覧会 ma solitude が終わりました25年間、ずっと伴にいてくださる島田さんのところで、 心が喜ぶ6日間でした 観にきてよかったと声をかけられると、本当に嬉かったです ありがとうございましたこれからも絵を描いていきますので、ま…

ギャラリー島田にて

ギャラリー島田さんでの久しぶりの展覧会が始まって、今日で3日目が終わりましたギャラリー島田の島田誠社長とは出会って25年近く経ちます 元町をベースに、島田さんは海文堂書店、海文堂ギャラリーの社長として、私は家族で経営する雑貨店アンニュイの企画…

ma solitude

今夜も月が美しいです 来週からma solitude 私の孤独という題で展覧会を開きますma solitude 高濱浩子展私は私の孤独と出会うみな私と同じように孤独だ 辺りはどんな時でも だれかの孤独となにかの孤独といつかの孤独が、 響きあっている どこかでいし ひと…

谷崎さんと東野さんと。

7月の展示のご案内です まだ描いてる途中です1)谷崎潤一郎 没後50年・生誕130周年記念 「猫ノ居ル応接間ニテ」 三人の作家により光と陰のラビリンス 2016年7月2日(土)〜31日(日) 谷崎潤一郎記念館にて(兵庫県芦屋市) 0797−23−5…

蚊帳文庫での私書箱1284

今日は小休止 雨も降っていますし でも実は、休むのが苦手 からだが赤信号になるときが休む合図です。蚊帳文庫さんでの展示がはじまりました。 手のひらにのるほどの小さなサイズの絵で、どこに展示してあるのか注意してもらわないと気づかないかもしれませ…

蚊帳文庫、私書箱1284

2007年から制作をはじめた、私書箱1284シリーズを今週土曜日から、神戸の蚊帳文庫にて展示させていただきます一連の葉書サイズの絵は、貿易商だった父に届いた郵便に貼られた切手、そこに封じ込められた時間を題材に描いたものです日々変化する本棚での展示…

新月でわっはっは

さて、今晩は新月です。 最近東洋医学の先生のところに通っています。 15年間苦しんできた首の震えにサヨナラします! 苦しんだ。とっても。もう治らないと思っていました。 昨日は先生に「病気と付き合ってたらもったいない、楽しーに笑っとけばええわ」…

二月八日

嬉しいことに今朝の夢に白いフクロウの親子、お父さんお母さん男の子がやって来た。 実は私の住んでいるところは野生のフクロウが生息しているので、夢か現実かわからなかったけど、 窓の外から眼を光らせて開けてと話してきたので窓を開けると、中に入って…

いまできること

フィリピンバギオでの展示は今日が最終日でした。 フィリピンでは温かい人たちに出会いました。 私の心は幸せでした。 若い人と未来について話をした夜もありました。フィリピンでショックだったのは戦争の傷痕です。 ジャングルの山並の中に明らかに異様な…

母と一日

もうすぐ誕生日なので今日は母へありがとう。 懐かしい場所、記憶をたどり、昔からの親しいご夫婦を訪ね、ハルさんのモーニング、新しい人、須磨の海へ、インドごはん。 海辺で見上げたひろい空にあるたったひとつの太陽から、美しさを教えてもらった気がし…

21年目の1月17日

あれから何があったか?忘れてしまったことばかりだけど、 21年目をむかえました。今年は先人、インド紙芝居の東野健一さんの最後の宴とされるイベントに出演しました。 東野さんは12月に胃がんの為に手術を受ける予定でしたが、転移がみつかり余命6ヶ…

フィリピンでの展示、子どもたちと

フィリピン北部、文化の町バギオのお洒落なカフェである展覧会に参加します主人公はフィリピンの山奥に住む子どもたち。カリンガ州に残る民話を、ティグラヤン村の子どもが土で作った絵の具で描き、可愛い絵本になりました。その原画展です! その夢のような…

2016年幕開け

あけましておめでとうございます 2016年の幕開けです みなさまお元気でしょうか? 今年もみなさまにとって幸せな年になりますようにお祈りいたします◎さてずいぶん更新していませんでした。 大晦日は年始から始まるフィリピンでの展示のためのテキスト準…

済洲島より風の便りを受けて

韓国済州島から便りが届く。 島は秋の訪れで庭のススキが風にじっとしていられず踊っていると書いてあった。 島は風がきつい。島は冬が厳しい。 島は特有の文化と言葉がある。 島は春の訪れが待ち遠しい。 ススキの写真の右上には海から上がってきた海女の姿…

平野の祇園さんとトンカ書店のお知らせ

2ヶ月以上ぶりのブログです。 読んでくれている方いらっしゃるのかな。。忘れられているかな?と思いつつ。今日はお知らせ二つです。 東北のことや、最近のことや書きたいのですが、 少し前から極度のドライアイで眼科通いのため、なかなかパソコンを開く気…

今日のあたりまえ

暮れていく。山の風が涼しい。 草と土の匂いがしている。深い緑色の向こうは夕暮れの青。 光が雲を鏡にして流れていく。路地の花壇で黄色い花が揺れています。坂の下からご婦人二人。 買い物帰りかな?おしゃべり愉しそう。 虫の多重奏。どこにいるのかな?…

ページを捲る

今日からギャラリー島田さんでの展示がはじまりました。 この展覧会「本への偏愛」の主役は、一昨年99年間の幕を閉じた神戸元町の海文堂書店の元店員平野さん著者の本「海の本屋のはなし」です。 出版を記念して約20名の作家が本をテーマに出品しています。 …

夜ひとつ

アトリエを出ると向こうにゆりかご形の月と星2つ。 ほっとひといき。今日は早朝から13時間半作業が続いたため、首肩ががちこち。 宮沢賢二さんの銀河鉄道の夜を描いています。 今週末から神戸のギャラリー島田にて 本への偏愛 という展示に出します。 詳し…